レッスンをしていて、生徒さんがふわ~っと、独特の表情を見せた時。
私はとても嬉しくなります。
生徒さんが心を開いてレッスンに臨めているサインだからです。
生徒さんの感性を音楽に映し出すには、心を開いて貰うことが必須だと考えています。
レッスンが安心して自分を表現できる場だと分かると、生徒さん達は個性を発揮し始めます。
生徒さんの等身大の感性を生かした演奏は、人の心に響いてきます。
何より生徒さん本人が、表現の喜び、達成感、感動を味わうことができます。
それが、レッスンで目指しているもの。
レッスンは私にとって、技術や知識の提供に留まらず、『心を預かる』仕事でもあるのです。