ゆか先生の音楽室

ピアノ教室のことや、日々の出来事などを書き留めています。

先生が優しい<興味


とある年配の方曰く
 
「子どもが小さい頃ピアノ教室に入れたけど、辞めちゃったのよ、楽しくなかったって。
孫も教室に入れたけど1年で辞めちゃったの。
あなたみたいに優しい先生なら楽しかったかしら。」
 
う~ん、どうでしょう???(^_^;)
 
お話を聞く限りでは、ご本人が自ら望んでピアノを始めたわけでは無い点が大きいような。(*_*;
 
人は自発的にやりたいと思ったことは積極的に取り組めますし、誰かにやらされていると感じると消極的になります。
 
残念ながらピアノは頻繁に弾いていないと弾けない状態に戻ってしまうので、レッスン以外でも積極的に練習しないと上達しません。
 
自転車は1回乗れるようになればいつでも乗れると言われますが、ピアノはそうはいかないのです。
 
やらなくなると出来なくなる点はストレッチと似ているかなぁ、ストレッチもサボると如実に身体が硬くなってしまいますよね。(。_。)
 
楽しみたいなら上達するしかないですし、上達したければ練習するしかない、単純な話です。
 
私は生徒さんの良い所を褒めたり、好きな曲や憧れの曲を与えて練習する方向に持っていきますが、これは私でなくてもピアノの先生なら誰でもやっていると思います。
 
途中から花開く人もいますが、最初から興味が薄いとやはり難しい。
 
楽しめるかどうかは先生が優しいかどうかよりご本人の意欲の問題じゃないかなぁ。(´ω`*)