好きな音楽は環境によって変わります。
生徒さんの好みを訊いていると、ご家庭で音楽が溢れている様子に感服することがあります。
かく言う私は3歳のある日、父が「素晴らしい音楽があるよ」とチャイコフスキーの『白鳥の湖』のレコード(時代!)を聴かせてくれました。(^^)
当時の家で流れる音楽は両親が聴く演歌と民謡、たまに童謡だったので、初めて聴く格調高いクラシックに感激しました!
突然視界が明るくなったような衝撃で、クラシックが好きになりました♪(≧▽≦)
残念ながらクラシックを聴かせてくれたのはその日くらいでしたが「あの音楽は何なのだろう?」という疑問は子どもながらに持ち続けました。美空ひばりでも三橋美智也でも春日八郎でもない「大人の音楽」だったのです。(゜-゜)
年中さんになってバレエを習い始めると、流れてくるのはクラシック!音源がピアノだったので憧れは一層強まりました。
母に頼み込んでピアノを習えることになった時の高揚感は今でも覚えています。(*'▽')
ブルグミュラーやソナチネ、インヴェンションなどのテープ(時代!)を買ってもらい、聴きまくりました。
友達とリカちゃん人形遊びをする時にBGMになっていたのは良い思い出です(笑)。
ちなみにバレエのバーレッスンで使われていた曲にベートーヴェンのピアノソナタテンペストの第3楽章が入っていました。
幼児向けのバーレッスンですので冒頭部分だけですが、すごくセンスが良いですよね♪
先生の選曲に感謝しかありません。(*´▽`*)
こうやって世界が広がっては繋がって・・・、環境って大事です。(´ω`*)